日本の南に低気圧…土日は天気急変に注意・週明けも日本列島のあちこちに雨雲予想 2日(金)~5日(月)雨シミュレーション

AI要約

日本列島は40度前後の暑さが続いていますが、南の海上を移動する低気圧の影響で週末には雨雲が予想されています。土日には注意が必要です。

熱帯低気圧や台風の発達可能性もある南の海上に低圧部が存在しますが、太平洋高気圧の影響で台風まで発達する可能性は低いとされています。

週明けも雨雲の発達が予想され、九州から関東にかけての広い範囲で雨が降る可能性があります。特に関東ではゲリラ豪雨が発生する可能性もあるため、気象情報には注意が必要です。

日本の南に低気圧…土日は天気急変に注意・週明けも日本列島のあちこちに雨雲予想 2日(金)~5日(月)雨シミュレーション

■日本の南に低気圧 土日は日本のあちこちに雨雲予想

 40度前後の危険な暑さが続く日本列島ですが、今後、南の海上の雲の影響が出てきそうです。来週初めにかけて、日本の南の海上を低気圧が東西に移動します。

 この低気圧が移動するのに伴い、日本列島に湿った空気の流れ込みが強まり、3日(土)~5日(月)は、日本列島のあちらこちらに、雨雲の発生が予想されています。場所によっては雷が発生する可能性があります。

 この土日、天気の急変に注意に注意しましょう。特に夏休みで、山や川や海に

お出かけのみなさんは最新の情報に気を付けましょう。山で雷雲が発生して短い時間で大雨となり、下流の川が急に増水し危険な状況になることはよくあります。

■低圧部(前線を伴なわない低気圧)から、熱帯低気圧や台風に発達する可能性は?

南の海上には低圧部が予想されています。

 太平洋は、高気圧に覆われ晴れる日が続いているため30度以上の海面水温で、平年より2℃ほど高く、台風が発生すれば急発達する可能性もあります。

 しかし、日本を覆っている勢力の強い太平洋高気圧の勢力圏内にあるため、熱帯低気圧や台風まで発達する可能性は低いと思われます。

■週明けも発達した雨雲予想 ゲリラ豪雨・天気の急変に注意

5日(月)~6日(火)までの雨シミュレーションでは、九州から近畿、関東など日本列島の広い範囲で雨が予想されています。東海や関東では発達した雨雲がかかる可能性があります。低気圧の影響で南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になります。7月31日に関東を襲ったゲリラ豪雨が発生する可能性もあります。最新の気象情報に注意してください。