【射撃】「トルコのおじさん」「無課金おじさん」ラフなＴシャツ姿の銀メダルに反響止まらず
トルコの射撃選手がパリオリンピックでラフなTシャツ姿で銀メダルを獲得し話題となった。SNSで「トルコのおじさん」や「無課金おじさん」として拡散。
ディケチュ選手は競技用の装備をせず、ポケットに手を突っ込んだままエアピストルに挑んだ。ヒットマンやエアピストルがトレンドに。
元兵士のディケチュ選手はソーシャルゲームの「無課金プレイヤー」を彷彿とさせる姿で注目を集めた。
7月30日に行われたパリオリンピック（五輪）の射撃混合エアピストルにラフなTシャツ姿で出場して銀メダルを獲得し話題となった、トルコのユスフ・ディケチュ（51）は、その後もSNSで拡散され続け、「トルコのおじさん」がトレンド入りした。軽装を課金型ゲームになぞらえて「無課金おじさん」との言葉も広がった。
ディケチュは自国名を記した白いTシャツ姿のラフなコスチュームでエアピストルを構え、鋭い視線を向けた写真と「トルコはオリンピックに『ヒットマン』を送り込んだのか？」という英文がX（旧ツイッター）に投稿されたことから、SNSが一気に大盛り上がりとなった。通常なら装着するヘッドホンや競技用のアイカバー、耳栓なども付けず、左手はポケットに突っ込んだ様子で競技に臨む姿も伝えられた。
SNSでは「ヒットマン」「エアピストル」がトレンドワードに急浮上。その後さらに、一般人のような装備を話題にする形で「トルコのおじさん」もトレンド入りした。またソーシャルゲームなどで、課金をせずキャラクターの装備などをととのえる「無課金」のワードも登場。「無課金装備かっこよすぎ」「無課金装備やのにめちゃくちゃすごいよな」などのコメントが相次いだ。
ディケチュは、1973年1月生まれ。トルコの憲兵隊に所属していた元兵士とされる。ロマンスグレーのジェントルマン風の風貌も話題となっている。
