立民の戦略「根底から見直し」 野田元首相

AI要約

立憲民主党の野田佳彦元首相は、東京都知事選で惨敗した蓮舫氏を支援したことを受けて、次期衆院選の戦略見直しを提案。

野田氏は無党派層の支持が石丸伸二氏に流れた原因について政治不信を指摘し、党代表選で不信感に応える戦略を模索する意向を示す。

重要なテーマが取り上げられており、次期衆院選に向けた野田氏の考え方や対応策が示唆されている。

 立憲民主党の野田佳彦元首相は8日のBS11の番組で、同党が全面支援した蓮舫氏が惨敗した東京都知事選を受け、次期衆院選の戦略を「根底から見直さなければならない」と述べた。

 

 野田氏は、無党派層が蓮舫氏よりも前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏に流れた原因について、「われわれは『政治とカネ』の問題に矮小(わいしょう)化した。石丸氏はもっと骨太の与野党に対する政治不信に触れていた」と分析。9月末の任期満了に伴う党代表選について、「この不信感に応える戦略を出し合う代表選にしなければいけない」と語った。