自衛隊とフィリピン軍「円滑化協定」締結 中国念頭に連携強化へ
AI要約
日本とフィリピンの政府が円滑化協定（RAA）に署名し、自衛隊とフィリピン軍の連携を強化することで、中国の影響力に対抗する狙いがある。
日本は3か国目のRAA署名国となり、安全保障や防衛協力についても合意がされた。
2＋2協議では、部隊間の交流や協力を進める方針が確認された。
日本とフィリピンの両政府は、自衛隊とフィリピン軍が、共同訓練などで互いに行き来しやすくする円滑化協定（RAA）に署名しました。中国を念頭に連携を強化する狙いです。
これはフィリピンを訪問中の上川外務大臣と木原防衛大臣が、マルコス大統領との間で署名したものです。
日本がRAAに署名するのはオーストラリア、イギリスに続いて3か国目で、南シナ海で威圧的な行動を繰り返す中国を念頭に連携を強化する狙いがあります。
その後、外務・防衛担当閣僚協議（2＋2）が開かれ、2国間の安全保障、防衛協力を強化する方針や、円滑化協定を基盤にして部隊間の交流や協力を進めていくことを確認しました。
