安倍派議員、岸田首相退陣を主張 裏金事件「責任取れ」

AI要約

自民党安倍派の大西英男衆院議員は、岸田首相に対し退陣を求める考えを示した。

彼は地域からの批判を受け、総裁の責任を取るべきだと述べた。

党内からも疑問の声が上がっている。

 自民党安倍派の大西英男衆院議員は8日、岸田文雄首相(党総裁)に退陣を求める考えを示した。

 派閥裏金事件に関し、時事通信の電話取材に対して「地域を回っていて『最高責任者である総裁が何の責任も取っていないではないか』との批判がすごく多かった。責任を取って退くべきだ」と述べた。

 大西氏は東京16区選出の当選4回。これまで国土交通副大臣などを歴任している。大西氏の発言に対しては、党内から「事件を起こした安倍派の議員が言うべきではない」(ベテラン)と疑問視する声も上がった。