東京16区の大西英男衆院議員、岸田総裁の辞任を求める…「安倍派議員が問うのは筋違い」の声も

AI要約

自民党安倍派の大西英男衆院議員が岸田総裁の辞任と新総裁選出を求める発言を行った。

大西氏は政治資金規正法違反事件を踏まえ、自民党に厳しい批判があると指摘した。

一方、党内からは安倍派議員の責任論を問うのは筋違いとの声も上がっている。

 自民党安倍派の所属だった大西英男衆院議員(東京16区、4期)は8日、都議補欠選挙での自民の大敗を受け「(岸田)総裁は謙虚に国民の声に耳を傾けて辞職し、新しい総裁を9月には選ばなければいけない」と語った。山口県長門市で記者団の取材に答えた。

 大西氏は政治資金規正法違反事件を踏まえ「自民への厳しい批判は明らかだ」とも語った。これに対して党内では「事件の中心だった安倍派議員が首相の責任論を問うのは筋違いだ」(中堅)との声もある。