「地域の人を守れるような存在に」若き女性隊員が奮闘!“女性だからこそできること”を【アスヨク!】

AI要約

名古屋市の消防団が女性を積極的に採用し、約4割が女性団員である。女性団員の力を活かし、地域の繋がりを強化している。

女性団員は地域のネットワークを持ち、緊急時にスムーズな連絡が取れる特性がある。これが災害時に大きな助けとなる。

赤木さんは叔母の影響で消防団に入団し、地域の安全を守るために日々活動している。災害時に周りの人々を守れる存在になるために訓練を続けている。

「地域の人を守れるような存在に」若き女性隊員が奮闘!“女性だからこそできること”を【アスヨク!】

愛知・名古屋市に、女性を積極的に採用している消防団があります。近年、地域での繋がりが弱まりつつある中、大きな強みとなるのが“女性の力”だといいます。

「放水準備よし!放水開始!」

名古屋市の戸笠消防団で行われていたのは、女性隊員たちによる放水訓練。放水の力強い音が響く中、先頭に立ち、ホースを握るのは大学4年生の赤木美邑さん(21)です。

「今は消防団の団員として活動しています。他の女性団員は、お母さんが多くて」

赤木さんが所属する名古屋市の戸笠消防団では、女性を積極的に採用し、約4割が女性団員です。近年、地域での繋がりが弱まりつつある中、大きな強みとなるのが“女性の力”だといいます。

「他の女性の団員が、ママ友のネットワークがとても広くて、(学校でも)女の子の方が情報通な面があるかなと思います」

女性が持つ地域のネットワーク。緊急時でもスムーズに連絡が取りやすくなるそうです。

赤木さんは、消防団で働く叔母に憧れ3年前に入団。“女性だからこそできること”で地域の安全を守りたいと活動を続けています。

「南海トラフの大きな地震がくると言われているので、経験・知識を蓄えて、自分自身だけじゃなくて、周りの家族だったり、友達だったり地域の人を守れるような存在になれればいいなと思って活動しています」

いつ起こるか分からない災害時に備え、自分だけでなく、大切な周りの人も守れるように…。日々訓練を続ける赤木さんの活動はあすも続きます。

(「イット!」7月2日放送より)