躍進の石丸氏「現段階で新党結成の意思ない」「既存政党にくみせず」

AI要約

前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が東京都知事選で落選を確認し、政治活動の今後について述べた。

石丸氏は党を結成する意思はないとし、国政進出や都議選への新党結成の可能性を示唆した。

今後の政治活動については柔軟な立場を示し、4年後の都知事選に再挑戦する可能性や岸田首相の選挙区への挑戦も視野に入れている。

躍進の石丸氏「現段階で新党結成の意思ない」「既存政党にくみせず」

 東京都知事選で落選が確実になった7日夜、記者会見に臨んだ前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は今後の政治活動について、「現段階で何か党をつくろうという意思はない」「既存政党にくみするつもりはない」と述べた。

 石丸氏は国政政党の推薦や支持を受けず、「政治再建」を掲げて若年層や無党派層に浸透し、躍進した。

 東京都新宿区の会場で行われた記者会見では、石丸氏の今後の政治活動に関する質問が相次いだ。

 国政進出については「選択肢としては当然考える。例えば、衆院広島1区。岸田文雄首相の選挙区」と話した。

 4年後の都知事選を再び目指すかという質問には「今から4年いろいろある。情勢次第だ」と言った。来年の都議選に向けて新党結成の可能性があるか尋ねられると、「それはあると思う。あす太陽が爆発する可能性もあるから」と答えた。

 その後も同様の質問は続き、「現段階で何か党をつくろうという意思はない」「既存政党にくみするつもりはない」と話した。【米江貴史、春増翔太】