自民・茂木氏、首相お膝元で集会 総裁選へ揺さぶりの見方も

AI要約

自民党の「ポスト岸田」候補の茂木敏充幹事長が広島県を訪れ、親しみやすさをアピール。首相の地元訪問が総裁選出馬への準備との見方も。

茂木幹事長は学生や女性との対話集会に参加し、若者活躍社会の実現を訴えた。

幹事長は民間企業出身でありながら、幅広い話題に対応可能であることをアピール。

 自民党の「ポスト岸田」候補の一人と目される茂木敏充幹事長が6日、岸田文雄首相の地元・広島県を訪れ、学生や女性との対話集会に次々と参加し、親しみやすさをアピールした。派閥裏金事件で内閣支持率の低迷が続く中での首相のお膝元入りに、9月の総裁選出馬に向けた揺さぶりとの見方も出ている。

 「最近、若手議員から『意外と敏充』と言われる。意外とどんな話題でもついていける」。茂木氏は東広島市で学生を前に笑顔を見せた。「幹事長は威厳があって怖いと思われがちだが、もともと民間企業出身だ」と語りかけ、若者が活躍できる社会の実現が「ライフワーク」と売り込んだ。