中国地方 厳しい暑さと熱帯夜が続く 熱中症警戒 天気急変のおそれも

AI要約

中国地方では猛暑が続き、熱中症に警戒が必要な暑さとなっています。

急な大雨や雷雨、竜巻にも注意が必要な状況です。

天候は一時的に晴れるが、梅雨前線の影響で雨が続く見通しです。

中国地方 厳しい暑さと熱帯夜が続く 熱中症警戒 天気急変のおそれも

中国地方は鳥取や広島、下関などの7地点で2日連続の熱帯夜になり、山口県萩市の萩では3日連続の熱帯夜になりました。また日中は気温がぐんぐん上がり、米子市では37.4度(5日14時までの最高気温)と中国地方の今季一番の暑さになっています。体温超えの高温ですので、熱中症に警戒してください。なお夕方からは大気の状態が不安定になり、雷雨になる所があるでしょう。

朝から日差しが照りつけ、ほとんどの所で30度を超えています。また広島県安芸太田町加計や島根県益田市益田、鳥取県大山町塩津など8地点で35度以上になり、鳥取県米子市では中国地方の今年最高気温を更新して、かなり暑くなっています。

島根県や鳥取県では熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症にならないよう、炎天下での激しい運動や長時間の作業はなるべく避け、室内でもエアコンを利用するなど温度管理を行ってください。

大気の状態が不安定になり、山陰や山沿いを中心に雨や雷雨の所がある見込みです。

現在(5日14時40分)は山沿いの一部で雨雲が発生しています。夕方からは急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風にご注意ください。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」

豪雨をもたらすような発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのもサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」

ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。

③「急に冷たい風が吹いてきた」

発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化に、注意が必要です。

このようなサインがあったら、すぐに頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、局地的な大雨のおそれがありますのでご注意ください。

6日(土)と7日(日)は山陽を中心に晴れ間が出るでしょう。ただ6日(土)は一時雨が降り、雷を伴う所がある見込みです。8日(月)は次第に雲が多くなり、9日(火)から12日(金)にかけては、梅雨前線や湿った空気の影響でくもりや雨の天気が続くでしょう。

最高気温は来週のはじめにかけて平年より高い見込みです。7日(日)までは猛暑日の所があるでしょう。また夜間もあまり気温が下がらず、熱帯夜が続きそうです。日中はもちろん、夜間も寝る前に水分を補給するなど熱中症対策を行ってください。