“水俣病マイクオフ問題” 幹部の異動に伊藤環境大臣「通常人事の一環」

AI要約

環境大臣は「水俣病マイクオフ問題」について、幹部の異動を通常の人事と説明。

環境省の木内室長が厚生労働省に異動後、新しい室長を任命し再懇談に同行する意向。

来週の再懇談では、水俣病問題の歴史と経緯を踏まえた対応を期待。

“水俣病マイクオフ問題” 幹部の異動に伊藤環境大臣「通常人事の一環」

 “水俣病マイクオフ問題”で当時の幹部がその後異動したことについて、伊藤環境大臣は「通常の人事の一環」などと述べました。

 5月、熊本県で行われた水俣病被害者らとの懇談で環境省側がマイクを切った問題で、当時司会を務めていた環境省の木内哲平室長が6月30日付けで厚生労働省に異動しました。

 7月2日の会見でこの異動について問われた伊藤環境大臣は、「注意などはしたが処分ではない」とした上で次のように述べました。

「今般の疾病対策室長の交代は通常の人事異動の一環である」(伊藤大臣)

 その上で、伊藤大臣は来週に予定されている水俣病被害者らとの再懇談に同行する新しい室長について、「水俣病問題の歴史と経緯を踏まえつつ寄り添って対応していただきたい」などと述べました。(ANNニュース)