パワハラ受け適応障害に 陸自女性隊員3人、賠償求め提訴 広島地裁

AI要約

陸上自衛隊海田市駐屯地でのパワハラ事件に関する3人の女性隊員の訴訟について

3人の女性隊員は上官からのパワハラを受け休職を余儀なくされ、損害賠償を求めて訴訟を起こした

訴訟を通じて被害を訴えた女性隊員の悲痛な証言が明らかに

 陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)で、当時の上官からパワハラを受け休職を余儀なくされたとして、30~50代の女性隊員3人が1日、上官と国を相手取り、1人当たり330万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こした。

 

 訴状などによると、3人は防衛技官として同駐屯地業務隊に所属。2018年夏~22年夏ごろ、上官から複数人の前で「どうしたらちゃんとできるんだ」と怒鳴られるなどし、その後、適応障害と診断された。同年夏ごろから休職し、うち2人は23年秋に復職した。元自衛官五ノ井里奈さんの性被害告発を機に実施された特別防衛監察でパワハラ被害を申告したものの認定されなかったという。

 提訴後に記者会見した原告の50代女性は「不安と動悸(どうき)、不眠、フラッシュバックに苦しんでいる。自分の人生を取り戻したい」と話した。

 陸上自衛隊の話 現時点で訴状が届いていないが、関係機関と検討の上、適切に対応していく。