能登再建へ「復興応援割」　岸田首相、地震半年で被災地入り

AI要約

岸田文雄首相が能登半島地震から半年を迎えた際に、石川県輪島市や七尾市を訪れた。

首相は復興加速化を図るために、能登地域に対する観光業再建支援の取り組みを始めることを表明した。

首相はタスクフォースを通じて現場の課題を把握し、速やかに対応する方針を示した。

　岸田文雄首相は1日、能登半島地震から半年を迎えたのに合わせ、被害の大きかった石川県輪島市や七尾市を訪れた。

　視察後、首相は同日発足した「能登創造的復興タスクフォース」を通じて「復興の加速化を図る」と表明。観光業再建を後押しするため、能登地域を対象にした「復興応援割」を実施する方針を明らかにした。

　首相は七尾市で記者団に対し、復興に向けた課題として家屋の公費解体、宅内配管修繕、液状化対策などを列挙。その上で「タスクフォースで現場が抱える課題を速やかに把握し、制度のあい路と言われる部分にオール霞が関として対応する」と強調した。　

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