トルコも自前建設を断念 万博パビリオン、簡素型に移行

AI要約

2025年大阪・関西万博に出展するトルコが、パビリオン建設を自前で行う「タイプA」から日本が代行する「タイプX」に変更した。

タイプAは独創的なデザインだったが、建設の遅れが目立ち、他の国もタイプXに移行する動きが見られる。

現在、51カ国がタイプAで準備を進めているものの、10カ国はまだ施工業者が未定となっている。

 2025年大阪・関西万博にパビリオンを出展するトルコが、自前で建設する「タイプA」を断念し、日本側が建設を代行する簡素型「タイプX」に移行を決めた。同国政府が1日までに取材に対し明らかにした。

 タイプAは独創的なデザインで「万博の華」とされるが、建設の遅れが目立っていた。日本国際博覧会協会(万博協会)によると、当初は60カ国が希望していたが、これまでに3カ国がタイプX移行を決め、1カ国が検討中。トルコの他に移行が確定もしくは見込まれているのはブラジル、アンゴラ、イラン。

 6月26日時点で51カ国がタイプAで準備を進めるが、10カ国は施工業者が決まっていない。