「せきまる」骨折? キャラクター像、松葉づえと包帯で“応急処置”

AI要約

山口県下関市の赤間神宮前にある市のメインキャラクター「せきまる」が、足の破損を受けて松葉づえと包帯姿になり、話題になっている。

市立名陵中の美術部員が足を修復し、生徒たちが手作りの材料を使って補強作業を行った。

足の修復が終わった後は3Dプリンターを使用して、元の形に復元する計画である。

「せきまる」骨折? キャラクター像、松葉づえと包帯で“応急処置”

 山口県下関市の赤間神宮前にある郵便ポスト上に設置された、フグをイメージした市のメインキャラクター「せきまる」が、松葉づえを突いた包帯姿となり、SNS(ネット交流サービス)などで話題になっている。

 5月中旬に樹脂製の足が破損しているのを市が確認。市役所で職場体験をしていた市立名陵中2年の女子生徒の1人が美術部員だったため、市が「せきまる治療に協力を」と呼び掛け、「地域の役に立てるなら」と部員総出で松葉づえと包帯を巻いた足を制作した。

 足は石粉粘土の上に麻布を巻き、更にテープを巻いて補強。松葉づえは木製で、いずれも防水加工を施している。せきまるは7月中旬まで包帯姿だが、その後は生徒たちが作った足形を元に、3Dプリンターで復元する予定。足の破損理由は不明だが、災い転じて「フク」となす?【山本泰久】