「突然iPhoneが圏外に」“偽造マイナカード”で市議のスマホを不正に機種変更か 自営業の39歳男逮捕
AI要約
名古屋市内でマイナンバーカードを偽造し、市議会議員になりすまし、スマートフォンをだまし取った自営業者が逮捕されました。容疑者は他人名義のマイナンバーカードを使用して機種変更を行い、約24万6000円相当のアイフォーンを不正に入手していた。被害者の市議会議員からの問い合わせをきっかけに犯行が発覚し、容疑者はお金が必要だったと供述しています。警察は不正利用などの関連を調査しています。
偽造したマイナンバーカードで市議会議員になりすまし、スマートフォンをだまし取ったとして、名古屋の自営業の男が逮捕されました。
名古屋市東区の自営業・松尾裕也容疑者(39)は今年4月、南区の携帯電話ショップで、偽造した他人名義のマイナンバーカードで勝手に機種変更をして、24万円6000円相当のアイフォーンをだまし取るなどした疑いで逮捕されました。
偽造されたマイナンバーカードは、大阪府八尾市の松田憲幸市議の情報で作られていて、松田市議から携帯電話ショップに「突然iPhoneが圏外になって使えなくった」と問い合わせがあったことで発覚。
松田市議はキャッシュレス決済で17万円ほどを不正に利用されたほか、およそ225万円するロレックスの腕時計のローンを勝手に組まれていました。
松尾容疑者は「お金がほしかった」と容疑を認めていて、警察は不正利用などとの関連を調べています。
