沖縄県でまた米兵性犯罪、首を締め付け性的暴行しようとするも抵抗される…駐日米大使に「遺憾の意」

AI要約

林官房長官は28日、沖縄県内での米兵による性犯罪事件に関する発表を行った。那覇地検が不同意性交致傷の罪で起訴し、外務省も遺憾の意を伝えた。

被告は26日に被害者に性的暴行を試みていたが、逆に抵抗されてけがを負わせた。過去にも同様の事件が発生しており、再発を防ぐ必要性が高まっている。

沖縄での米兵による性犯罪事件は深刻な問題であり、地元住民や関係機関からも懸念の声が上がっている。

 林官房長官は28日午前の記者会見で、沖縄県内で米兵による性犯罪事件があり、那覇地検が今月17日に不同意性交致傷の罪で那覇地裁に起訴していたことを明らかにした。外務省の岡野正敬次官がラーム・エマニュエル駐日米大使に遺憾の意を伝え、再発防止の徹底を申し入れたという。

 起訴状によると、海兵隊上等兵(21)は5月26日、県内で被害者の背後から腕を回して首を絞め付けるなどして性的暴行を加えようとしたが、抵抗されて目的を遂げず、目や口に全治2週間のけがを負わせたとしている。沖縄では昨年12月、少女を誘拐して性的暴行をしたとして、米兵の男が不同意性交とわいせつ誘拐の罪で今年3月に起訴されたことが明らかになったばかりだ。