河野氏と麻生氏が2時間会食 自民党総裁選の対応を協議か

AI要約

河野太郎デジタル相は自民党の麻生太郎副総裁と会食し、9月の党総裁選への対応を協議した。

河野氏は麻生派所属で、2021年の総裁選で岸田文雄首相に次ぐ2位となった経歴を持つ。

岸田首相は総裁選出馬に意欲を示しており、政治改革や経済再生への取り組みを強調している。

河野氏と麻生氏が2時間会食 自民党総裁選の対応を協議か

 河野太郎デジタル相は26日夜、自民党の麻生太郎副総裁と東京都内で約2時間にわたり会食した。9月に予定される党総裁選への対応などを協議したとみられる。

 河野氏は麻生派に所属している。河野氏は2021年の総裁選に出馬し、1回目の投票で1位の岸田文雄首相と1票差で2位につけたが、その後、両氏による決選投票で敗れた。

 岸田首相は総裁選出馬を明言していないが、21日の記者会見で、経済再生や政治改革などの課題について「道半ばだ。一つでも二つでも結果を出すよう努力する」と述べ、出馬に意欲をにじませた。【高橋祐貴】