SNS投資詐欺の疑い、5人逮捕 9都府県で5億円被害か

AI要約

警視庁と4県警が合同捜査を行い、SNS型投資詐欺で現金をだまし取った犯人を逮捕。被害額は約5億円に上るとみられる。

逮捕された5人は在留中国人のグループで、現金を受け取る役割を担っていたとされる。

容疑者たちは共謀し、SNSで嘘の情報を流して60代男性から500万円をだまし取った疑いが持たれている。

 交流サイト(SNS)上で有名人に成り済ます「SNS型投資詐欺」で現金をだまし取ったとして、警視庁と4県警の合同捜査本部は26日、詐欺容疑で東京都台東区の職業不詳鷹野由美子容疑者(57)ら男女5人を逮捕した。在留中国人らのグループとみられ、9都府県で少なくとも約5億円の被害に関与したとみて調べる。

 他に逮捕したのは中国籍で東京都江東区の職業不詳張彦博容疑者(38)ら。5人は「出し子」の役割とみられる。

 両容疑者の逮捕容疑は仲間らと共謀し、2023年1月、茨城県の60代男性に、株取引で収益が増えるとSNSでうそのメッセージを送り、現金500万円を振り込ませた疑い。