天皇皇后両陛下イギリス訪問 陛下は“ゆかりの地”テムズ川へ 滞在3日目
AI要約
天皇皇后両陛下がイギリスを訪問し、テムズ川を訪れた。
陛下は治水施設を視察し、若者たちとの交流行事に参加した。
今後は国賓としての公式行事に臨み、歓迎式典や晩さん会に出席する予定。
イギリスを公式訪問中の天皇皇后両陛下は、きょうから国賓としての公式行事に臨まれます。これに先立ち、陛下はきのう、“ゆかりの地”＝テムズ川へ足を運ばれました。
イギリス滞在3日目。日本時間のきのう、ロンドンを流れるテムズ川で、治水施設を視察された天皇陛下。笑顔で手を振られます。
視察されたのは、高潮による洪水を防ぐ世界最大の可動式の防潮堰。
オックスフォード留学時代、テムズの水運を研究テーマとした陛下は、ゆかりの地とも言えるこの場所で熱心に耳を傾けられました。
その後、陛下は両国の友好団体が主催するレセプション会場へ。交流行事には、日本に滞在したこともあるイギリスの若者たちが数多く参加。
「本日、この交流の場に若い方々も参加されていることを大変喜ばしく思います」
今回の訪問前、陛下は会見で、次の世代を担う若者たちの交流に期待を寄せられていました。
会場ではイギリスの若者へ、「どうして日本に関心を持ったのですか」などと尋ねられたということです。
きょうはこのあと、両陛下そろって国賓として歓迎式典に臨み、バッキンガム宮殿で行われる国王夫妻主催の晩さん会に出席されます。
