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万博“タイプX”パビリオンの費用は「認められた範囲で」 自見万博担当大臣
自見万博担当大臣は、建設が遅れている国のために建設されたパビリオンに関する追加費用への懸念について、予備費を含んだ予算範囲内で調整されると強調しました。
万博に参加する国が3カ国にとどまり、参加取り止めや新規参加の報告が相次いでいる中、アルゼンチンとニウエが不参加を表明し、バルバドスとシエラレオネが新たに参加表明したことが報じられました。
参加国や出展パビリオンの動向が注目されるなか、自見大臣は予算を厳格に管理し、関係者の懸念にもしっかりと対応している様子がうかがえます。
![万博“タイプX”パビリオンの費用は「認められた範囲で」 自見万博担当大臣](/img/article/20240621/6675071a0bd35.jpg)
大阪・関西万博で協会側が建設したうえで、参加国に引き渡すタイプのパビリオンへの出展が3カ国にとどまっている問題で、自見万博担当大臣は追加の負担は生じないと強調しました。
自見万博担当大臣
「(タイプXパビリオンの費用について)予備費を含みます。国会でご審議をいただいた、お認めいただいた建築の費用の総額でございます2350億円、この範囲のなかで調整をされるものと考えてございます」
万博協会は、建設が遅れている各国に代わって「タイプX」パビリオン9棟を建設しています。
建設費用は最終的に参加国が負担しますが、出展する国は3カ国にとどまっていて、追加の費用負担への懸念がでています。
これに対し、自見大臣は「予備費も含めた予算の範囲内で調整する」と強調しました。
また、万博への参加取り止めも相次いでいて、新たにアルゼンチンとニウエが不参加を表明しました。
バルバドスとシエラレオネが参加表明したため、参加予定は161の国と地域のままです。