普天間基地の辺野古への移設 8月から軟弱地盤がある海域での工事に本格着手

AI要約

政府は沖縄の辺野古への普天間基地移設を軟弱地盤での工事を本格化する方針を決定。

沖縄県に代わって政府が埋め立て工事を承認し、県との協議が不十分で工事が進むことになる。

移設への反対や環境保護策に対する懸念から、玉城知事は移設反対の姿勢を示している。

普天間基地の辺野古への移設 8月から軟弱地盤がある海域での工事に本格着手

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、政府は8月から軟弱地盤がある海域での工事に本格着手します。

普天間基地の辺野古移設に反対する沖縄県に代わって、政府は去年「代執行」により軟弱地盤がある海域での埋め立て工事を承認しました。

県によりますと、これまで環境保全策などについて質問状を送り沖縄防衛局が回答書を送る形で協議が続いていましたが、きのう、防衛局から「十分に協議してきた」として、ことし8月1日に軟弱地盤がある海域での工事に着手すると伝えられたということです。

普天間基地の移設は軟弱地盤の改良工事に伴い、工期の長期化や費用の増加が懸念されていて、玉城知事は移設反対を貫く方針を示しています。