早くも都市部にカメムシ急増「殺虫剤まいてもお手上げ」…昨年の大発生後に多くが越冬、秋にもまた飛来か

AI要約

この春、都市部に飛来したカメムシが強烈な臭いを放つことで問題となっている。越冬数が平年よりも多かった影響で、果樹への被害が懸念されている。

4月中旬から大阪府などの都市部で目立ち始めたカメムシは、山林で産卵する前の親世代である。昨冬の暖かさと今年の高温が活発な活動を可能にしている。

13府県で注意報が出されており、果樹への被害を防ぐための措置が取られている。過去最速で注意報を出した鳥取県や、過去10年で最多のカメムシ数を記録した愛媛、山口両県でも警戒が高まっている。