小池百合子知事、異例のオンラインによる政策発表「選挙のあり方にも新しさを」都知事選を前に

AI要約

東京都の小池百合子知事が都知事選への出馬を発表。今回はオンラインで政策発表を行った理由や大きな目的について語る。

小池氏は都民のための大改革を掲げ、首都防衛の重要性を強調。都民の暮らしと命を守ることを目指す。

今回の政策発表では、オンラインでの開催によりより多くの人々にアクセスし、新しい技術を取り入れる選挙のあり方を提案。

 東京都の小池百合子知事(71)は18日、3選を目指して出馬を予定している東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)で訴える政策を発表する記者会見を、都庁内からオンラインで開いた。

 過去2回の政策発表会見は、会場に記者を集めてのリアル対応だった。小池氏はオンラインにした理由を「(取材)ご希望の方すべてのみなさんに参加いただけるように、オンラインにした」とした上で「世の中は急激に変化している。選挙のあり方にももっと新しい技術を取り入れたらどうなのかと思う」と述べた。「企業はオンラインでの決算発表を行っており、直接的、効果的に幅広く届けるために、オンラインによる発表にした」とも話した。

 関係者によると、多数の会見出席希望者を予想された中で、会場には全員が入りきれないことを想定し、オンラインで対応することになったという。

 勝負カラーの緑のスカーフを身につけた小池氏は、「もっと!よくなる!東京大改革3・0」「これからも都民のために。都民とともに」のキャッチフレーズを掲げ、「大目的は東京を世界で1番の街にすること。そのためには都民の暮らしと命を守り、災害を守る。『首都防衛』こそが必要だ」と強調した。