東京都知事選挙の「七つ道具」公開…12日夕時点で45人が事前審査終える

AI要約

東京都選挙管理委員会は、都知事選の候補者が使う道具や投票用紙のサンプルを公開した。

七つ道具や投票用紙の準備が整い、過去最多の22人の候補者が出馬する見通しとなっている。

都選管は候補者全員に七つ道具を用意し、有権者に自分たちの東京をどうするかという思いを込めて投票してほしいと呼びかけている。

 東京都選挙管理委員会は13日、都知事選(20日告示、7月7日投開票)の候補者らが選挙活動で使う「七つ道具」や投票用紙のサンプルを報道陣に公開した。

 七つ道具は、選挙事務所前に掲示する標札や、街頭演説中に掲げる旗、街頭演説の運動員が身に着ける腕章などで、告示日に届け出を終えた各候補者に渡される。投票用紙は、5月中に印刷工場から各区市町村へすでに納品されているという。

 届け出がスムーズにいくよう事前の書類審査を終えた人は12日夕時点で45人に上り、候補者は過去最多の22人を大幅に上回る見通しだ。都選管は準備している七つ道具の組数は明かさなかったが、候補者全員に行き渡るように用意するという。担当者は「いよいよ来週から選挙が始まる。有権者には、自分たちの東京をどうするかという思いを込めて投票してほしい」と話した。