相次ぐエスカレーター事故 挟まれやすい服装とは?異常時は「非常停止ボタン押して」

AI要約

エスカレーター事故の注意点について述べられています。乗る際の注意点や挟まれた際の対応方法について紹介されています。

乗る際には立ち止まって乗ることや手すりにつかまることが大切であり、ながらスマホには特に注意が必要です。

挟まれた場合は非常停止ボタンを押すことでエスカレーターを止めることができるため、周囲の人に助けを求めることも重要です。

相次ぐエスカレーター事故 挟まれやすい服装とは?異常時は「非常停止ボタン押して」

 今年に入って立て続けにエスカレーター事故が起きています。エスカレーターの事故に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?

 乗る時の注意点です。京都エレベータの佐野栄次さんによると、やはり「立ち止まって乗ること」「しっかり手すりにつかまること」が大切だと話していました。

 そのうえで、“ゆったりした服装”や“袖口が広がっている服装”の時は服が挟まれやすくなるので注意が必要だということです。

(Q.事故というとスカートやサンダルが挟まれてしまう印象がありますが、上半身が手すりに挟まってしまうことにも注意が必要だということですね)

 そうですね。手すりも動いていますので注意が必要だということでした。

 そして、“ながらスマホ”にも注意が必要です。エスカレーターに乗りながらスマホを見ているとどうしても画面に集中してしまいます。周りの様子が見えなくなって異変にも気付きにくくなるということで、“ながらスマホ”には特に注意してほしいということでした。

(Q.もしも挟まれてしまった場合、どう対応すればよいでしょうか?)

 その時は「非常停止ボタンを押してほしい」ということでした。

 「非常停止ボタン」はエスカレーターの乗り口と降り口に設置されていまして、メーカーによって少しずつ違いはあるとのことですが、床の付近や手すりの横にあるということです。

 万が一巻き込まれてしまった場合は、非常停止ボタンを押すとエスカレーターが止まりますので、ぜひやってほしいということです。

 自分で押せない時は声を出すなどして助けを求め、その声を聞いた周りの人も、代わりに非常停止ボタンを押してあげてほしいということでした。

(スーパー Jチャンネル「newsのハテナ」2024年6月12日放送)