立民酒井氏陣営に1日4回妨害も つばさの党、経緯捜査

AI要約

衆院東京15区補欠選挙で立憲民主党の酒井菜摘氏陣営の選挙活動を妨害した政治団体「つばさの党」代表らが公選法違反容疑で再逮捕される事件が起こった。

再逮捕された3人は、選挙カー追尾や街頭演説中止など執拗な妨害行為を行った疑いが浮上している。

警視庁捜査2課が事件の経緯を詳しく調査し、事態把握を進めている。

立民酒井氏陣営に1日4回妨害も つばさの党、経緯捜査

 衆院東京15区補欠選挙を巡り、当選した立憲民主党の酒井菜摘氏(37)陣営の選挙活動を妨害したとして、警視庁捜査2課が公選法違反容疑で再逮捕した政治団体「つばさの党」代表らが、同陣営に1日4回にわたり執拗に妨害行為を繰り返したケースがあったことが8日、捜査関係者への取材で分かった。捜査2課は詳しい経緯を調べる。

 代表黒川敦彦容疑者(45)と落選した幹事長根本良輔容疑者(29)、幹部杉田勇人容疑者(39)の3人は、告示翌日の4月17日に酒井氏陣営の選挙カーを追尾した疑いで再逮捕された。黒川、根本両容疑者は、4月23日に同陣営の街頭演説を中止させた疑いでも再逮捕されている。