【独自】ノーブレーキの車が「ドンッ!」…ボンネットに乗り上げ目の前で横転「ドラレコつけていて本当によかった」
岐阜市の国道21号線で起きた信号待ち中の車同士の衝突事故についての報道。突然の事故で車が横転し、被害に遭った運転手は痛みを訴えている。
ドライブレコーダーの映像や目撃者の証言によると、相手の車が赤信号無視してすり抜けて衝突した様子が明らかになっている。
事故から1カ月以上経っても痛みが残る運転手のインタビューもあり、安全運転の重要性が強調されている。
4月25日の午後4時ごろ、岐阜市の国道21号線で、信号待ちの2台の車の間をすり抜けるように突っ込んできた車が衝突し、大きく跳ね上がって横転する事故があった。
突然の事故をとらえたドライブレコーダーの映像では、赤信号の交差点でとまった次の瞬間、「ガシャン」と大きな音を立てて、後方から来た黒い車がぶつかり、そのまま、目の前で横転している。
衝突の際には、サイドミラーの破片のようなものがはじき飛ばされていた。
事故が起きたのは、岐阜市内を通る国道21号線。
Googleストリートビューで見てみると、事故が起きた場所は、片側4車線と幅のある道路だ。
衝突された車の運転手によると、相手の車は、赤信号で停車していた2台の間をすり抜ける形で、ノーブレーキのまま突っ込んできたという。
その衝撃はかなりのものだったようだ。
衝突された車の運転手:
ドンッと一瞬の出来事でした。相手の車が乗り上げてきたことで、私の車が路面まで沈んで、車体の下がすれた。
被害に遭った車はサイドミラーがはじき飛ばされ、バンパーも外れかかっていた。
運転していた女性は、事故から1カ月以上たった今も首や腰などに痛みがあり、病院に通っているという。
帰宅途中に降りかかった突然の事故を振り返り、女性は「状況説明が難しい事故で、ドライブレコーダーをつけていて本当によかった。こちらが気をつけて運転していても、こんなことがあるんだと、つくづく怖く思います」と話した。
(「イット!」6月7日放送より)