【棋聖戦】藤井棋聖の勝負メシ「はかりめ丼(穴子丼)」山崎八段は木更津名物「あさりカレー」

AI要約

藤井聡太棋聖と山崎隆之八段のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第1局が始まった。

山崎が先手となり、相掛かりに進んだ対局で昼食休憩が入る。

富津市の地元名物「はかりめ」と潮干狩りの話題が出て、対局は夕方に決着がつく見込み。

 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・=21)が山崎隆之八段(43)の挑戦を初めて受ける、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第1局が6日午前9時から、千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」で始まった。先手後手を決める振り駒はと金が3枚出て、山崎が先手、藤井が後手となった。

 お互いに飛車先の歩を突いてスタートした対局は相掛かりに進み、駒がにらみ合っている。

 正午になって1時間の昼食休憩に入った。山崎は「木更津名物 あさりカレー・ミニサラダ付き、紅茶」、藤井は「はかりめ丼(穴子丼)、ウーロン茶」をそれぞれ注文した。

 対局場のある木更津市の沿岸は遠浅の砂浜が点在しており、潮の満ち引きを利用した潮干狩りが盛んだ。あさりは地元の名物でもある。藤井の選んだ「はかりめ」とはアナゴの別名。木更津のある千葉県内房地区、特に木更津市に隣接する富津(ふっつ)市でこう呼ばれている。細長い体形で、体の側線に丸い粒のような目印のある姿が魚市場で使う棒はかりに似ていることから付いたとされている。富津を代表する海鮮グルメとなっている。

 対局は13時に再開された。この後、午後3時にもおやつが出される。決着は6日夜の見込み。