千葉県職員と業者ら3人有罪 道路工事の入札情報巡る贈収賄
AI要約
千葉県発注工事を巡り、収賄罪に問われた元所長と道路整備課職員、および贈賄罪に問われた建設会社の元社長に対し、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下された。
元所長は入札情報を漏らす代わりに現金や接待を受け取り、それぞれの期間に合計数十万円相当の金品や接待を受け取っていた。
白藤被告と松江被告は収賄罪、竹内被告は贈賄罪で有罪が確定し、竹内被告には懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下された。
千葉県発注工事を巡り、現金や接待の供与の見返りに入札情報を漏らしたとして、収賄罪に問われた県北千葉道路建設事務所の前所長白藤徹被告（54）と県道路整備課の松江洋輔被告（48）に、千葉地裁（新井紅亜礼裁判官）は3日、いずれも懲役1年6月、執行猶予3年、賄賂相当額の追徴金の判決を言い渡した。2人への検察側の求刑は、懲役1年6月と賄賂相当額の追徴金だった。
贈賄罪に問われた建設会社の元社長竹内一雅被告（51）への判決は、懲役1年6月、執行猶予3年（求刑懲役1年6月）。
判決によると、白藤被告は所長だった昨年4～10月に現金計21万円と計43万円相当のコンパニオン付き接待やワインを、松江被告は市町村道を担当した昨年2～10月に現金計104万円と計24万円相当の同様の接待などを、竹内被告から受けた。
