東京都心でも雨降り始める 関東は今夜にかけてゲリラ雷雨に注意

AI要約

関東でも昼ごろから雨雲や雷雲が広がり、大雨や雷雨に注意が必要

上空には強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている

ゲリラ豪雨に遭遇したら、建物に避難し、最新の気象情報を確認し、地下施設・水辺から離れる

東京都心でも雨降り始める 関東は今夜にかけてゲリラ雷雨に注意

今日2日(日)は、関東でも昼ごろから雨が降り始め、東京都心でも本降りの雨や雷が鳴っている所もあります。今夜にかけて短い時間での大雨や雷雨に注意が必要です。

今日2日(日)は、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、北日本から東日本を中心に大気の状態が不安定になっています。

午前中から東北から近畿にかけての広い範囲で雨雲や雷雲がかかっていましたが、昼ごろからは関東でも雨や雷雨の所が徐々に増えてきています。東京都心でも本降りの雨になり、雷の音も時折り聞こえています。14時30分ごろにレーダー画像によると埼玉県周辺で強い雨や雷雨となっていることがわかります。

現在の雨は少なくとも今夜までは続く見込みです。

局地的には短い時間で一気に降る大雨や雷雨の所もあるでしょう。土砂災害や低い土地への浸水などの危険が急に高まることも考えられます。またアンダーパスなど水がたまりやすい所なども浸水する恐れもあります。また、ひょうや落雷、竜巻などの激しい突風にもご注意ください。雨雲レーダーやハザードマップを確認して、安全な所に移動するなどしましょう。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

①頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。

②最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

③地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。