ニュースワード「レーダー照射問題」

AI要約

2018年12月、日本海で韓国海軍と海上自衛隊の間でレーダー照射問題が発生。

防衛省は照射行為を「極めて危険」と抗議、韓国側は否定。

防衛省が映像を公表し、韓国側の主張を非難。日韓防衛相会談で再発防止策の協議が決定。

 レーダー照射問題 2018年12月に能登半島沖の日本海で韓国海軍駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に対し、射撃に用いる火器管制レーダーを照射した問題。防衛省は「極めて危険」と抗議。韓国側は照射を認めず、海自機が「低空で脅威飛行した」と反論し、双方の見解が食い違った。

 防衛省は海自機が撮影した映像を公表し、19年1月に「韓国側が事実と全く異なる主張を繰り返している」と非難する最終見解を出した。22年発足の尹錫悦政権下で日韓関係が正常化に向かう中、23年6月の日韓防衛相会談で再発防止策の協議を加速することで一致した。(時事)