6月の値上げ約600品目…加工食品や菓子など 歴史的な「円安」影響広がる

AI要約

6月から値上げを予定している食品はおよそ600品目で、歴史的な「円安」の影響が広がっています。

主な要因は、異常気象による原材料高や歴史的な円安で、加工食品や菓子など各種商品に影響を及ぼしています。

今後はさらに円安の影響が強まり、秋にかけて値上げが増えると見込まれています。

あす6月から値上げを予定している食品はおよそ600品目で、歴史的な「円安」の影響が広がっています。

帝国データバンクによりますと、6月に値上げを予定しているのは、「加工食品」や「菓子」など614品目です。

全体の半分以上を占める「加工食品」では、不作が続く「海苔製品」の値上げが目立ちました。

値上げの要因は、猛暑など異常気象による「原材料高」が最も多いものの、歴史的な「円安」の影響が広がっています。

「円安」要因は全体のおよそ3割で、「人件費」とともに去年の同時期の3倍近くに増加しています。

今後は、秋にかけて「円安値上げ」の割合がさらに増えるとみられています。