なぜこうなる…!あなたのマネジメントがうまくいかない理由。助言の場面を変えてみて

AI要約

部下の指示に従わず、自分の仕事に手が回らないリーダーが悩む理由とは?マネジメントが機能しない場合の問題点と解決方法を解説。

マネジメントがうまくいかない理由は主に2つあり、経験不足とマネジメント理解不足。具体的なマネジメントの役割や重要性を説明。

リーダーは意思決定、結果設定と評価、教育の3つの役割を持ち、特に意思決定が最も重要。ルールを守り、効果的な決断を行うことが成功のポイント。

なぜこうなる…!あなたのマネジメントがうまくいかない理由。助言の場面を変えてみて

 「部下が指示に従ってくれない」「なかなか自分の仕事に手が回らない」など、日々「こんなはずじゃなかった……」と悩むリーダーは多いでしょう。そもそも、マネジメントがうまくいかない理由はどこにあるのでしょうか? 悩めるリーダーが、その現状を脱却する方法を解説します。

 リーダーのマネジメントが機能していれば、チームは会社に与えられた目標を達成し、部下はできなかったことができるようになって成長を遂げます。そして、リーダーはプレーヤーとして動く時間が減るぶん、時間に余裕が生まれてくるはずです。

 反対に、チームの成績が振るわない、部下が一向に成長しない、時間に余裕がないといった悩みを抱えるリーダーのマネジメントには何らかの問題があります。

 マネジメントがうまくいかない理由は主に2つです。

 1つは「経験が浅く技術が身に付いていないから」、もう1つは「そもそもマネジメントとは何かをよく分かっていないから」です。

 前者であれば心配は要りませんが、問題は後者です。これは、ルールを知らずにスポーツをプレーするようなもの。

 そんな状態では、スポーツもマネジメントもうまくいくはずがありません。しかし、私の経験上、マネジメントが何かを理解していないリーダーは実は大勢いるのです。

 では、そもそもマネジメントとは何か。リーダーは何をすれば良いのか。大きく分けて3つあります。

・意思決定

・結果設定と評価による管理

・教育

1ページ目を1分でまとめた動画

 まず、「意思決定」はリーダーの最も大切な役割だと言えます。チームの目標を達成するために、誰にどの仕事を任せるのか、どのようなルールを整備するかといった重要事項はリーダーが決めないといけません。

 ポイントは、自分に課されたルールを把握しておくことです。

 リーダーといっても、社長でない限り上司から管理される立場ゆえ、自分はどこまでの決定権限があるのか、何をしてはいけないかを認識したうえでの決断が求められます。

 優秀なリーダーはルール内で最大限の努力をしますが、駄目なリーダーは平気でルールを破ろうとします。

 ルールを無視して会社側にイレギュラー対応を強いるばかりか、ルール違反の言い訳に時間を割き、結果として意思決定が遅くなって目標未達に陥ります。リーダーはルールや環境に文句を言うべきではないのです。