モルガン・スタンレー、ゴーマン氏が年末に会長退任へ

AI要約

ジェームズ・ゴーマン氏が年末にモルガン・スタンレーの会長を退くことが明らかになった。彼は20年以上にわたり同行をウェルスマネジメントの大手に成長させた。

後任は明らかになっていないが、テッド・ピック最高経営責任者(CEO)が会長職に就く可能性が高い。

ゴーマン氏が会長職からも退くことは、ピック氏のリーダーシップに対する信頼の表れとされている。

(ブルームバーグ): 米銀モルガン・スタンレーはジェームズ・ゴーマン氏が年末に会長を退くと明らかにした。約20年にわたって陣頭指揮を執り、破たん寸前にあった同行をウェルスマネジメントの大手に成長させた。

ゴーマン氏(65)の退任計画は23日の年次株主総会で発表された。後任は明らかになっていないが、テッド・ピック最高経営責任者(CEO)がいずれ会長職に就くとみられる。

ピック氏は今年1月にゴーマン氏からCEO職を引き継いた。ゴーマン氏が会長職からも退くことは、ピック氏のリーダーシップに対する信頼の表れと受け止められる。

原題:Gorman to Step Down as Morgan Stanley Chairman at End of Year(抜粋)

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