新NISA「隠れコスト」に要注意。手数料はどれくらいかかる?後悔しない投資信託の選び方3選

AI要約

投資信託の選び方としてコストが重要であり、隠れコストも注意が必要。

新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠にはそれぞれ対象商品が異なる。

後悔しない投資信託の選び方を3つ紹介。

新NISA「隠れコスト」に要注意。手数料はどれくらいかかる?後悔しない投資信託の選び方3選

投資信託を選ぶ際の1つの基準として、「コストが低いこと」が挙げられます。投資期間が長いほど運用コストの負担が大きくなるので、なるべくコストが低い商品を選ぶことが大切です。

しかし、投資信託の取引にかかるコストはさまざまで、中には「隠れコスト」と呼ばれる非常にわかりづらいものもあります。

今回は、「隠れコスト」とは何なのかを含めて、後悔しない投資信託の選び方を3つご紹介します。

夏休みに投資信託の購入を検討している方は、本記事を参考に、自分に合った商品を絞り込んでみてはいかがでしょうか。

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新NISAの非課税投資枠には「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、それぞれ投資対象となる金融商品が異なります。

各投資枠の投資対象商品について確認しましょう。

●【新NISA】つみたて投資枠の対象商品

つみたて投資枠で購入できる金融商品は、金融庁が定める要件を満たす投資信託に限定されています。

具体的には、販売手数料がゼロ(ノーロード)であることや、信託報酬が一定水準以下であることなど、「長期・積立・分散」という考え方に適した商品のみが選定されています。

2024年6月7日時点では293本の公募株式投資信託または上場株式投資信託(ETF)が対象となっており、取扱本数は金融機関によって異なります。

●【新NISA】成長投資枠の対象商品

成長投資枠は、株式や投資信託などの幅広い金融商品に投資できます。

投資信託に関しては、つみたて投資枠では購入できない商品にも投資することができ、金融機関によっては1000本以上の取り扱いがあります。

信託期間が20年未満の投資信託や毎月分配型の投資信託などは対象外となり、投資信託協会の「NISA成長投資枠対象商品リスト」に記載されているファンドが対象となります。

では、多くの投資信託の中から魅力的な商品を選ぶには、どのようにしたらよいのでしょうか。

次章にて、後悔しない投資信託の選び方を3つご紹介します。