ドレッシングなど油のついたペットボトルのリサイクルへ 食品大手2社が実証実験

AI要約

食品大手のキユーピーと日清オイリオグループが、ドレッシングや食用油を入れている容器のリサイクルを共同で実施する実験を発表しました。

油が付着しているペットボトルのリサイクルが進んでいない現状を解決するため、油の影響を取り除く技術の開発や、使用済み容器の効率的な回収方法を検証します。

2025年に結果を公表予定であり、将来的には油付き容器を再利用した商品の発売を目指すとしています。

食品大手が協力してドレッシングなどの油が付いたペットボトルのリサイクルを目指します。

 食品大手のキユーピーと日清オイリオグループは、ドレッシングや食用油を入れている容器のリサイクルを目指し共同で実証実験を行うと発表しました。

 ドレッシングなどの容器にはペットボトルと同じプラスチック素材が使われていますが、付着している油が原因でリサイクルが進んでいません。

 両社は油の影響を取り除く技術の開発や、使用済みの容器を効率的に回収する仕組みづくりを実現できるか検証します。

 29日から千葉県内のイオンの一部店舗に回収箱を設置し、2025年に結果を公表する予定です。

 将来は油付きの容器を再利用した商品の発売を目指すということです。