「停車しているならドアを開けてみよう」 一部の特急こうのとり、谷川駅で乗降OKに JR西日本の思惑は

AI要約

JR西日本は2024年夏の臨時列車について発表しました。期間は7月1日から9月30日までで、新大阪~城崎温泉間の特急「こうのとり」に変更が加えられます。

谷川駅での乗り降りが可能となる列車が設定され、利便性向上に取り組んでいます。具体的な時刻や列車番号も公開されています。

この取り組みを通じて、加古川線との乗換を含めた利用増加が期待されており、地域交通の発展に貢献する取り組みとなりそうです。

「停車しているならドアを開けてみよう」 一部の特急こうのとり、谷川駅で乗降OKに JR西日本の思惑は

 JR西日本は2024年5月17日(金)、夏の臨時列車について発表しました。期間は7月1日(月)から9月30日(月)までです。このうち新大阪~城崎温泉間の特急「こうのとり」について、一部列車を谷川駅(兵庫県丹波市)で乗り降りできるよう変更するとしています。

 現行で「こうのとり」は同駅に停車するものの、対向列車との行き違いのための措置であり、列車のドアは開きません(運転停車)。これを期間中に限り乗降可とするもので、対象は下り列車2本、上り列車4本です。

 谷川駅は加古川線との乗換駅であり、JR西日本によると、同駅から乗り換えられる特急列車を増やすことで、同線の西脇市~谷川間の利用増加について検証したいとしています。乗降可能となる列車の詳細は以下の通りです(時刻は谷川駅発)。

●下り(福知山方面)

・3号:10時17分

・17号:18時27分

●上り(新大阪方面)

・10号:10時17分

・12号:11時17分

・14号:13時16分

・16号:14時16分