固まった砂糖…サラサラに戻す方法 “一晩待つだけ!”老舗メーカーのおすすめ

AI要約

砂糖が固まった時の対処法として、食パンを一晩入れておくことで元に戻るという方法が紹介されている。

砂糖は乾燥に弱く、水分が抜けることで固まるため、食パンの水分を吸収することでサラサラな状態に戻る。

食パンがない場合は濡らしたキッチンペーパーを使用する方法も紹介されている。

固まった砂糖…サラサラに戻す方法 “一晩待つだけ!”老舗メーカーのおすすめ

 カチカチになった砂糖と一緒に、あるものを入れるとサラサラに戻るんです。

 肉料理に魚料理に、味付けに欠かせない砂糖ですが、いつの間にかカチカチなんてことありますよね。

 みなさんは、そんな時どうしていますか?

街の人(50代)

「砕いてました。フォークとかで砕いて使ってました」

街の人(40代)

「ガリガリ」「(Q.何で?)スプーンとか」

街の人(60代)

「袋の上からつぶしたり。使わないといけないから、ひたすらつぶして使う」

 みなさん、固まった砂糖に苦労している様子です。

 固まった砂糖は元に戻るのか。創業120年の老舗砂糖メーカー「塩水港精糖」の笠井貴文さんに聞きました。

塩水港精糖 総務担当 笠井貴文さん

「固まった砂糖をサラサラにする方法があります。一晩程度おいておけば、効果が得られると思います」

 メーカーのおすすめは、「食パンを使うこと」です。

笠井さん

「食パンですね。食パンを入れて、一晩程度おいておけば効果が得られる」

 砂糖の容器に食パンを入れてフタをし、一晩寝かせるとサラサラの状態に戻るといいます。

 そこで、カチカチに固まった砂糖に食パンを入れて一晩寝かせてみました。

 砂糖は元に戻るのか?食パンを入れて、一晩寝かせた結果は…。

 スプーンが刺さらないほどカチカチだった砂糖が、食パンを入れて一晩寝かせただけで、簡単にスプーンが刺せる状態になりました。

笠井さん

「砂糖が固まる原因は、乾燥。単純に水分を戻してあげればいい」

 実は砂糖は乾燥に弱く、固まる原因は水分が抜けてしまうから。そこで食パンを入れると、砂糖が食パンの水分を吸収し、元のサラサラの状態に戻るのです。

街の人(70代)

「食パン。へぇー。そうなの?じゃあ、やってみようかしら」

街の人(50代)

「力技で何とかやってきた。今度、試してみます」

 砂糖は臭いがつきやすい性質があるので、入れるパンは何もついてない食パンが最適だそうです。

 食パンがない時は、代わりに濡らしたキッチンペーパーをしっかり絞って入れておくのもいいそうです。