農中、1.2兆円の資本増強へ 前期の有価証券評価損1.7兆円に拡大

AI要約

農林中央金庫の奥和登理事長は、関係者と協議して1兆2000億円規模の資本再構築を進めていることを述べた。

海外の長期金利の上昇が主因で、2024年3月期の有価証券評価損が拡大し、1兆7698億円に達したことが明らかになった。

これは前年度の9462億円に比べて大幅な増加であり、農林中央金庫の財務状況に大きな影響を与える可能性がある。

Tomo Uetake

[東京 22日 ロイター] - 農林中央金庫の奥和登理事長は22日の決算会見で、1兆2000億円規模の資本再構築を関係者と協議していると明らかにした。

海外の長期金利の上昇を主因に2024年3月期の有価証券評価損は1兆7698億円に拡大した。23年3月期は9462億円だった。