マジな会議にタメ語の「ギャル」を招く企業は何を考えているのか…忖度なし、あだ名で呼び合い空気一変の謎

AI要約

ギャルマインドが今こそ求められている。ギャル式ブレスト®では、肩書も敬語もなしで意見交換が行われる。ギャルのファッションは自己表現の結果であり、マインドが重要。ギャルマインドは「自分軸」「直感性」「ポジティブ」の3つの要素で構成される。

自分軸を持つことは自己表現を大事にすること。直感性は感性を信じることであり、ポジティブは物事の良い面を見ること。他人の評価よりも自己表現を大切にする。

ギャルマインドは相手のいいところに注目し、ダメ出しよりもサポートする姿勢を持つ。コミュニケーションがうまくいくのは、自分と相手に素直に接するから。

■ギャルマインドが今こそ求められている

 ギャル式ブレスト®では、肩書も敬語も一切なしで、ギャルを起点に自由闊達な意見が飛び交います。

 ギャルは派手で個性的なファッションに注目が集まりがち。ただそれは自分を強く見せるためではなく、個人の自己表現の結果なんです。対してギャルの本質として重要なのがマインド。

 「自分軸」「直感性」「ポジティプ」という3つの要素でできていると私たちは定義しています。逆にこれらさえ持っていればスーツを着たおじさんでもギャルマインドを持っていると言えます。

 「自分軸」とは、自分の世界観を大事にして、それを表現すること。「他人ウケより自分ウケ」という表現のように、ギャルは人にどのように思われようと自分のスタイルを貫くマインドを持っています。

 「直感性」は、自分の感性を信じること。理屈抜きで、とにかく反応が早いのが特徴であり、直感的に頭に浮かんだことを大切にするんです。

 そして「ポジティブ」は、物事のいい面を見ること。常にテンション高く“アゲ”でいるという意味ではありません。ギャルだって気分が落ちるときはあります。私たちがいうポジティブとは、サゲの自分や仲間を受容すること。あるギャルが「最高のアゲを知るためにはサゲを知れ」と言っていましたが、まさにその通り! サゲな気分のギャルがいても、「きっと宇宙にいっちゃってるねー」とお互い弱い部分も許容し合っています。ギャルは人や物事を見て、お互いにアゲな時間をつくるのがうまいんです。

 ギャルの自由な発言が許されるのも、言菓の裏にこれらのマインドがあるからです。自分軸で、直感で話しているからこそ、常に計算してなくてウソがない。ダメ出しをするよりも相手のいいところに注目して話す。つまり、ギャルだから許されるのではなく、自分にも相手にも索直に接するからこそ、コミュニケーションがうまくいくのです。