ベビーフード9万5000個回収 樹脂混入の恐れ アサヒグループ食品

AI要約

アサヒグループ食品が自主回収するベビーフードにフッ素樹脂混入の問題が発生

回収対象は5商品計9万5076個で、健康被害の申し出はない

問題が明らかになった後に購入者から問い合わせがあり、代金相当のクオカードが送られる

 アサヒグループホールディングス傘下のアサヒグループ食品(東京)は20日、「和光堂」ブランドのベビーフード「栄養マルシェ」シリーズ5商品計9万5076個を自主回収すると発表した。

 岡山工場(岡山県里庄町)で製造中、一部にフッ素樹脂が混入したため。現時点で健康被害の申し出はないという。

 回収するのは、いずれも「牛肉とほっくりじゃがいもの煮物」を詰め合わせた賞味期限2025年6月の「栄養マルシェ 鮭のまぜごはんランチ」「栄養マルシェ 牛肉おこわランチ」「BIGサイズの栄養マルシェ 田舎風弁当」。

 このほか、「西松屋」専用のセット商品「栄養マルシェ12か月セット」(賞味期限同年6月)、「トイザらス」向け「栄養マルシェ10個セット 12か月」(同5~6月)も対象。

 今月10日に購入者から問い合わせがあり発覚。返品すれば代金相当のクオカードを送るという。問い合わせ先はアサヒグループ食品「栄養マルシェ係」(0120)223076。