ソニー・ホンダ、新型EV「アフィーラ」にクランチロールのアニメ配信

AI要約

ソニー・ホンダモビリティは、開発中の電気自動車「アフィーラ」の車内サービス向けに、アニメ配信会社のクランチロール社とパートナーシップを締結した。

ソニーは2021年にクランチロール社を買収し、アニメ配信サービスの拡充を図っている。

北米のアフィーラユーザーは、クランチロールのコンテンツを利用できるようになり、新しい視聴者にもアニメの世界を広げる取り組みが行われる。

ソニー・ホンダ、新型EV「アフィーラ」にクランチロールのアニメ配信

ソニー・ホンダモビリティ(川西泉社長兼COO、東京都港区)は9月20日、開発中の電気自動車(EV)「アフィーラ」の車内サービス向けに、ソニー傘下のアニメ配信会社である米国クランチロール社とパートナーシップを締結したと発表した。アニメ系ストリーミングサービス「クランチロール」を北米の車両に導入。さらに今後、モビリティとエンターテインメントを融合させたさまざまな体験や施策、サービスの拡充に取り組むとしている。

ソニーは2021年にクランチロール社を買収。別のアニメ配信サービスとの合併などによりサービス拡充を図っており、アニメ配信が新たな収益の柱に育っている。クランチロールは、200以上の国・地域で1300万人以上の有料会員がいるという。

北米のアフィーラユーザーは、クランチロールのコンテンツやシーズンごとに更新される最新作など、アニメ専用ストリーミングライブラリーを利用できるようになる。クランチロール社エマージングビジネスEVPのテリー・リー氏は「熱心なファンのアクセスを拡大するだけでなく、新しい視聴者にもユニークな方法でアニメの世界を探求してもらえる」としている。