ボーイング、米2州で従業員の一時帰休開始 ストライキ継続受け

AI要約

米航空機大手ボーイングがワシントン州とオレゴン州の従業員を対象に一時帰休を開始した。

先週に起こった機械工のストライキにより特定の機種の生産が停止し、合意に至るために尽力しているとしている。

今後数日間に一時帰休を始め、大勢の役員や管理職、従業員に影響があるとされている。

ボーイング、米2州で従業員の一時帰休開始 ストライキ継続受け

Allison Lampert David Shepardson

[ワシントン 20日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは20日、ワシントン州とオレゴン州の数千人の従業員を対象に一時帰休を開始したことを発表した。先週13日に、機械工の従業員約3万2000人以上がストライキを起こして小型機737MAXなどの生産が停止したことを受けた。

ケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は、従業員に送った電子メールで、協議が進展しなかったことに失望しているが「できるだけ早急に合意に達するよう尽力している」と言明。777型機や767型機の生産を停止させているストライキを終わらせることが「最優先事項だ」と述べた。

オルトバーグ氏は、今後数日間に一時帰休を始め、米国に在籍する大勢の役員と管理職、従業員に影響を与えることになると説明している。