斉藤国交相「もっとも重要なことは安全の確保」空の日大臣表彰

AI要約

国土交通省は、第72回「空の日」航空関係功労者大臣表彰の表彰式を開催しました。受賞者には、日本航空の植木義晴前会長を含む40人が選ばれました。

「空の日」は、1992年に制定された民間航空再開40周年を記念する日で、毎年9月20日に行われています。航空会社や空港では、イベントが開催されます。

斉藤鉄夫国交相は表彰式で、航空輸送の重要性、安全確保の重要性を強調し、受賞者に航空輸送の安全確保への取り組みを要請しました。

斉藤国交相「もっとも重要なことは安全の確保」空の日大臣表彰

 国土交通省は「空の日」の9月20日、航空業界の功労者を大臣が表彰する、第72回「空の日」航空関係功労者大臣表彰の表彰式を省内で開いた。

 今年は「経営者関係」が1人で、日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴前会長を表彰。パイロットなど「航空機操縦士関係」が10人、「客室乗務員関係」が14人、「運航管理者関係」が2人、「航空整備士関係」が13人の計40人が受章した。

 空の日は、1992年に民間航空再開40周年を記念して制定され、毎年9月20日としている。航空会社や空港では、この日の前後を中心に、空の日を冠したイベントを開催している。

 表彰式で斉藤鉄夫国交相は、「航空輸送は我が国の経済や国民生活に欠くことのできない、重要な社会基盤。航空に対する信頼を確立していく上で、もっとも重要なことは安全の確保であり、すべての関係者が不断に努力し続けていくことが必要だ。本年1月の羽田事故でも、乗客の命を守る対応が可能となったのは、日ごろの訓練の積み重ねがあったからこそだった。引き続き緊張感を持って航空輸送の安全確保に取り組み、航空業界に携わるすべての方々の模範となっていただくことをお願いする」と受章者を激励した。