会社を辞め東欧ジョージアへ。駆け出しフリーランス「ノマドの聖地」で1カ月修行

AI要約

2024年7月末、3年半勤めたスタートアップを退職し、東欧・ジョージアに渡航した。フリーランスとなり、本格的に国内外を転々としながらリモートワークで働く「デジタルノマド」になるためだ。

ジョージアでは、デジタルノマドを目指すためのワークショップ「ノマドニア」に参加した。ノマドニアとは、ジョージアやインドネシアなど海外5カ国の拠点に現地滞在しながら、リモートワークで月数万円を稼ぐための仕事を10種類体験するプログラムで、日本のオンラインコミュニティ「スラッシュワーカーズ」などが運営している。

ジョージアは日本国籍があれば1年間ビザなしで滞在できるため、日本人のノマドワーカーも多い。外食や旅行などを控えれば現地の滞在費用は月10万程度と安く抑えられるため、例えば日本の仕事をリモートワークでこなして稼ぐことができれば生活ができる。そのためジョージアは、インドネシアのバリ島やタイのチェンマイなどと並んで私のようにデジタルノマドデビューするには理想的な国とされている。

会社を辞め東欧ジョージアへ。駆け出しフリーランス「ノマドの聖地」で1カ月修行

2024年7月末、3年半勤めたスタートアップを退職し、東欧・ジョージアに渡航した。

フリーランスとなり、本格的に国内外を転々としながらリモートワークで働く「デジタルノマド」になるためだ。

私はこれまで、日系の大企業やスタートアップで働き、さまざまな国でリモートワークしてきたが、これからは本格的にデジタルノマドとして生活したいと思っており、そのための第一歩としてジョージアに旅立った。

ジョージアでは、デジタルノマドを目指すためのワークショップ「ノマドニア」に参加した。ノマドニアとは、ジョージアやインドネシアなど海外5カ国の拠点に現地滞在しながら、リモートワークで月数万円を稼ぐための仕事を10種類体験するプログラムで、日本のオンラインコミュニティ「スラッシュワーカーズ」などが運営している。

今回の寄稿では、世界中からノマドワーカーが集まるジョージアでの約1カ月半の滞在を終えて感じた現地の魅力を紹介したい。

薬袋友花里…読売新聞編集記者、在重慶日本国総領事館専門調査員、日本航空業務企画職、バーチャルオフィスを提供するスタートアップ・oVice(オヴィス)広報担当を経て広報・ライティングを中心に働くフリーランスに。主に日本企業の業務委託などを受けつつ、国内外を行き来しながらリモートワークして生活。夫は日本国内のみでリモートワーク勤務が可能なため、将来的には夫婦で海外ノマド生活をすることが夢。

ジョージアは日本国籍があれば1年間ビザなしで滞在できるため、日本人のノマドワーカーも多い。

外食や旅行などを控えれば現地の滞在費用は月10万程度と安く抑えられるため、例えば日本の仕事をリモートワークでこなして稼ぐことができれば生活ができる。そのためジョージアは、インドネシアのバリ島やタイのチェンマイなどと並んで私のようにデジタルノマドデビューするには理想的な国とされている。

実際に私はAirbnbの長期滞在用の住居を利用したが、ルームシェアで光熱費込みで1カ月5万5000円だった。費用を抑えながらリモートで働けるところもうれしい。