E195-E2、ベオグラードで実機公開 セルビア政府らにアピール

AI要約

エンブラエルはE195-E2の実機をベオグラードで公開し、エア・セルビアへの導入をアピールした。

E195-E2への移行の容易さや費用面の利点を強調し、次世代機への移行を促した。

エア・セルビアはE195-E2を導入する予定であり、関係者にデザインや快適性をアピールした。

E195-E2、ベオグラードで実機公開 セルビア政府らにアピール

 エンブラエルは現地時間9月17日、リージョナルジェット機「E2シリーズ」のうち最大の機体サイズとなるE195-E2の実機(登録記号PR-ZIQ)を東欧セルビアの首都・ベオグラードで公開した。同国政府や国営のエア・セルビア(JAT/JU)関係者らに、デザインや快適性をアピールした。

 E195-E2はベオグラードにあるニコラ・テスラ空港で、関係者らにお披露目された。エア・セルビアは今後、前世代機のE195(1クラス118席)を2機導入予定で、エンブラエルは同国でのE195-E2の導入へ向けアピールしたい考え。

 エンブラエルによると、E195からE195-E2へ移行するのにパイロットが必要な追加訓練は2日半で済むという。「航空会社には移行への管理がしやすく、高額な訓練費用を負担する必要がない」(エンブラエル)ことから、次世代機への移行を促す。