独ZEW景気期待指数、9月は3.6 予想以上に悪化

AI要約

欧州経済センター(ZEW)が発表した9月のドイツ景気期待指数は予想を下回る3.6となり、現況指数も悪化が続いている。

市場予想を大きく下回った結果に対し、ZEWのワムバッハ所長は経済情勢の改善への期待が薄れていると指摘している。

現況指数も低水準となり、2020年5月以来の最低値を記録した。

Maria Martinez

[ベルリン 17日 ロイター] - 欧州経済センター(ZEW)が17日発表した9月のドイツ景気期待指数は3.6と、8月の19.2から予想以上に低下した。現況指数の悪化も続いている。

ロイターがまとめた市場予想は17.0だった。

ZEWのワムバッハ所長は「経済情勢の速やかな改善への期待は目に見えて薄れてきている」と述べた。

現況指数も前月のマイナス77.3からマイナス84.5に低下し、2020年5月以来の低水準となった。