英首相、日伊との次期戦闘機開発の重要性強調
AI要約
スターマー英首相は、英日伊の3カ国が共同開発する次期戦闘機の重要性を強調し、イタリアのメローニ首相と会談。
両首相は、防衛問題について議論し、GCAプログラムへの参加を含む協力的な防衛計画の重要性に同意。
英新政権の防衛見直しに伴いGCAプログラムへの参加が打ち切られる可能性について、スターマー首相が説明。
[ローマ １６日 ロイター] - スターマー英首相は１６日、英日伊の３カ国が共同開発する次期戦闘機の開発プログラム（グローバル戦闘航空プログラム、ＧＣＡＰ）の重要性を強調した。
イタリアのメローニ首相とローマで会談し、ＧＣＡＰへの参加を含む防衛問題について議論。
会談後に「共有する国家安全保障上の利益とそれぞれの防衛産業能力にとって、ＧＣＡＰを含む両国の協力的な防衛計画が極めて重要であることに同意し、継続的な進展を歓迎する」との共同宣言を発表した。
ＧＣＡＰを巡っては、英新政権が防衛見直しに伴い参加を打ち切る可能性があるとの憶測が浮上している。
スターマー首相はイタリアを発つ直前に記者団に対して「ＧＣＡＰは非常に重要なプロジェクトだ」と強調。「戦略的防衛見直しはあるが、それは特定の能力に焦点を当てたものではない」などと説明した。
