東京メトロがついに10月上場へ。時価総額「7000億」報道…超注目のIPO銘柄リストを大公開

AI要約

東証グロース指数の低迷は続くが、IPO銘柄は2024年もコンスタントに登場している。

グロース指数は低迷を続けるものの、IPO銘柄はコンスタントに登場しています。

2024年後半にIPOが注目される、また2024年までにIPOして、2024年後半の株価推移が注目される銘柄を以下に取り上げました。

東京メトロがついに10月上場へ。時価総額「7000億」報道…超注目のIPO銘柄リストを大公開

 東証グロース指数の低迷は続くが、IPO銘柄は2024年もコンスタントに登場している。2024年後半には、長らくIPOの噂があった東京メトロがIPO予定と報じられている。みんかぶプレミアム特集「株で一人勝ち!メガトレンド12」第10回では、今年後半に注目されるIPO銘柄を紹介する。

 大型株優位の相場状況が2022年頃から続いており、グロース株のパフォーマンスは今一つの状態です。東証グロース指数の推移を見ると、2022年1月の急落後は大きな反発を見せることなく、横ばい状態が続いています。

 グロース指数は低迷を続けるものの、IPO銘柄はコンスタントに登場しています。2024年は7月までに45銘柄のIPOがあり、またタイミーなど話題の銘柄も現れました。ただし、初値騰落率は落ち着いており、IPO投資は誰でも儲けられる、という「IPOバブル」は遠い昔となりました。

 例年IPOは8月の小休止を挟み、9月から徐々に数が増えて、12月にピークを迎えることが多くなります。2024年後半にIPOが注目される、また2024年までにIPOして、2024年後半の株価推移が注目される銘柄を以下に取り上げました。

・東京メトロ

・キオクシアHD<6600>

・プリファードネットワーク

・タイミー<215A>

・ispace<9348>

 東京メトロは、10月に時価総額7000億円を目指してIPO予定と8月に報じられました。以前からIPOの計画自体はありましたが、2024年後半のIPO実現の可能性が高まっています。特に首都圏で馴染みのある企業のIPOとして、今期の目玉のIPO銘柄となりそうです。

 キオクシアHDは、東芝のメモリー半導体部門がファンドの支援などを受けて独立した企業です。2020年10月に上昇目前まで行ったものの、上場は取り下げられました。AIブームに支えられ半導体需要は旺盛であり、IPO再チャレンジとして、2024年後半は悪くないタイミングです。10月にIPO予定と8月に報じられています。

 2014年に創業しAI半導体を手掛けるプリファードネットワークは、国内ユニコーン銘柄の代表的存在であり、トヨタなど大手企業も出資するベンチャー企業です。IPO計画などは公表されていませんが、IPOが発表されれば、国内発のAI半導体銘柄として大きな注目を集める可能性があります。